カナダ最大の銀行であるRYが、景気のソフトランディングと高金利・長期化を活かして、着実な成長を遂げると見ている。ROEは15.37%に上昇し、融資の安定化の中で利益を生み出すための株式の効率的な活用を証明している。EPS TTMは14.94ドルに達し、安定した配当を支える強固な収益力を反映している。PERは15.7倍で、株価は妥当な倍率で取引されており、トレンドが続けば倍率拡大の余地がある。
RYは、積極的な利下げが融資デフォルトを誘発し、景気後退時に純金利マージンを圧迫した場合に崩壊する。負債資本比率は2.5近辺で推移しており、資産の質に影響を与える信用サイクルの転換によるリスクを増幅させている。ROEの伸びが停滞した場合、P/Bは2.07で割高に感じられ、株主は簿価の侵食にさらされる。最近の株価は上昇後の132ドル近辺で停滞しており、マクロ経済の逆風が吹けば勢いの枯渇の兆候を示している。